300億円と称したばら撒きキャンペーンに踏み切ったLINE Pay(ラインペイ)ですが、開始当初から混乱が深まっていたようですね。
新規ユーザーにとってただでさえ個人情報がデリケートな本人確認というハードルに加え、サーバーダウンにて認証作業がアクセス不能という失態により敬遠される方が出ていたことでしょう。
既存のユーザーでさえも理解が難しく、実際に通常の送金で1,000円を送ってきた友だちもいましたからね。
このように利用ルールもますます複雑怪奇と化し、本当に新規ユーザーを歓迎したいのかが疑わしくなるような振る舞いと映ります。
月が変わると同時にスタートする次回のPayトク祭は15%還元ベースで前回同様かと思いきや、LINE Payカードやクイックペイを除外してくるという変更を加えてきましたぞ。
これは決済可能範囲が一気に狭まったことを意味し、ユーザーをどの方向に導きたいのか見えてきませんね。
ここは、コンビニやドラッグストアでのコード決済なら恩恵を受けられるという程度の理解にとどめておきましょうか。
同じく6月にはPayPayでのドラッグストア大幅還元が始まりますし、ローソンやファミマでのコンビニが主たる利用先ということになりましょうね。
賢く立ち回るのも疲れてくるほどに、ますます混迷が深まっていくキャッシュレス戦争の行方なように感じる今日この頃なんであります。