ポイント界の中でも最終的な着地点としてマイル獲得を目指す「陸マイラー」と呼ばれるユーザー層から熱い視線を帯びてきたのがLINEポイントでありました。
航空系マイルへのポイント交換レートでは半減するというのが業界の常識ではありますが、LINEポイントにおいてはANAマイルへ81%の交換率が可能なテクニックが存在していたからなのであります。
それってどれだけお得なの？ なんて声が聞こえてきそうですが、通常の1.62倍と表せばその魅力に気付くことでしょう。
そんなLINEポイントでしたが、唐突に他ポイントへの交換メニューを廃止するという発表をしてきましたよ。
ということで、最終期限に設定された12月下旬にかけての交換申請が殺到することでしょうね。
1pt.＝1円という当たり前の図式を押し付けてくるのであっては、アドバンテージを期待するポイントマニアの支持が離れて行くことは至極当然な流れとなるのでありましょうから。
キャッシュレス業界の覇権争いにおいて、すっかり初年度3%還元を掲げたクレジットカードにリソースを集中させていく振る舞いとなっている最近のLINEの動向なように思います。
先行して投資してきたプリペイドカードも早々に見切りをつけてしまったようですし、ユーザーに愛されるキャッシュレス業界の雄としての地位はまだまだ見えてこないように思うのでありましたとさ。
