消費税増税に合わせてのキャッシュレス事業者による新制度への移行が続々と発表となっておりますが、膨れ上がったキャンペーン予算の収束を図りたい意図がくっきり浮かび上がっている構図となっておりますね。
政府による財源のポイント還元策を隠れ蓑にし、これを機に自社分の支出を削り落とそうという流れとなっているんですな。
クレジットカードに迫る使い勝手の良さと常時2%のキャッシュバックにより安定感が抜群に思えた「Kyash」もまた大きく舵を切ってきましたよ。
額面では還元が半減ということになりますが、強いて利点を挙げるならば即時付与に変わったという点でしょうか。
たかだか1%ぽっちのポイント付与とはいえ、チャージ元に設定したクレジットカードとの併用策によりダブルで美味しいというこちらの優位性は健在となることでしょう。
さらにまた、こちらをクレジットカードとして登録できるキャッシュレスサービスもあったりします。（つまりは三重取り）
ライバルとの消耗が激しいキャッシュレス事業者にとって、政府のポイント策が終了するまでのしばしのインターバルによる様子見期間といった位置づけとして体力温存を図りたいところではないでしょうか。
その後のキャッシュレス業界の勢力図がどう変化しているのか、まだまだ誰にも未来予想図は描けていないのではないかと思うのであります。
従来の現金派の動向が大きく左右するであろうその後の世界において、再び戦乱の世が始まる契機が訪れればと願ってやまない今日この頃なのであります。
10月1日より「Kyashポイント」がスタート。同時にキャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元... - Kyash NEWS
